肝移植、B型肝炎に関する用語解説
肝移植、B型肝炎に関連した用語の解説をまとめております。
肝移植、B型肝炎に関連した用語の解説をまとめております。
B型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。B型肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなりますが、多くの場合、自覚症状がありません。
人の血液の中に含まれるB型肝炎ウイルスを攻撃する抗体(HBs抗体)を取り出して集めた薬で、B型肝炎の発症を抑えます。
B型肝炎ウイルス粒子は二重構造をしており、粒子の外殻を構成するタンパク質がHBs抗原タンパク質です。この検査は、血液中のHBs抗原タンパク質の有無を確認します。
B型肝炎ウイルス粒子は二重構造をしており、外殻に包まれたコア粒子の表面を構成するタンパク質がHBc抗原タンパク質です。HBc抗体は、このHBc抗原タンパク質に対する抗体です。この検査は、血液中のHBc抗体の有無を確認します。
体の中に侵入してきたウイルスや細菌など(異物)を攻撃し、排除しようとする働き。
免疫反応を引き起こす物質のことで、例えばウイルスや細菌、花粉などです。
B細胞によってつくられ、特定の抗原と反応するタンパク質で、免疫グロブリンとも呼ばれます。
臓器を提供する人。
臓器移植を受ける人。
血液中の胆汁色素の増加が原因で、皮膚や白眼、排泄物が黄色くなることです。
タンパク質などを含む液体が腹腔内に蓄積すること、または蓄積した液体のことです。
「体がだるい」「体がしんどい」など、全身に不快感があり、けだるいことです。
肝移植手術において、肝臓を摘出し、ドナーの肝臓を移植するまでの間、体の中に肝臓がない期間。
肝移植手術後初期(7日以内)のことで、移植した新しい肝臓をウイルスから守るのに必要な抗体の量を保つため、たくさんの抗HBs人免疫グロブリン製剤を使用します。
退院後のことで、定期的にB型肝炎ウイルスを攻撃する抗体の量(HBs抗体価)を測定し、体内のHBs抗体の量を十分に保つ必要があります。
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