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プロフィール
日本救急医学会 指導医・専門医、日本外科学会 指導医・専門医、日本消化器外科学会 指導医・専門医、日本肝臓学会 専門医、日本消化器内視鏡学会
専門医・支部評議員、日本腹部救急医学会 評議員、日本門脈圧亢進症学会 評議員、日本コンピュータ外科学会 評議員
現在、遺伝子組換えアンチトロンビン(rAT)製剤の播種性血管内凝固症候群(DIC)における用法・用量は、1回あたり36~72 IU/kgの範囲で承認されています。しかしながら、rAT製剤の理想的な投与量は未だ分かっていません。
このコンテンツでは、敗血症性DICかつAT活性値70%未満でrAT製剤が投与された患者における、AT活性値の推移とDIC離脱率に及ぼす影響および予後を検討して、rAT製剤の理想的な投与量を明らかにすることを目的とした試験についてご紹介します。
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本試験には、症例数が少ない、試験期間が短い、単施設研究デザインであるなど、いくつかの制約があります。
遺伝子組換えアンチトロンビン製剤、アコアラン静注用600・1800のご使用にあたっては、電子化された添付文書をご参照ください。
本コンテンツとあわせて「感染症に伴い発症したDIC患者を対象とした第Ⅲ相非盲検比較試験」をご参照ください。
感染症に伴い発症したDIC患者を対象とした第Ⅲ相非盲検比較試験 >
対象と 研究方法 |
2018~2020年までに九州大学病院ICUに入室し、敗血症性DICと診断された連続38例のうち、AT活性値が70%未満でrAT製剤が投与された31例のデータを対象とした、単施設後向き観察研究。 |
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AT活性値の 測定日 |
rAT製剤投与前を0日目とした。その後、1日目、2日目、3日目のAT活性値を測定した。 |
rAT製剤の 投与量 |
36~72IU/kg/回の範囲で投与した。 |
rAT製剤の 投与日 |
0日目、1日目、2日目に1日1回投与した。 |
臨床評価 |
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統計解析 | 群間差の検定はone-way ANOVAを用い、同一群間のrAT製剤投与前後の比較には対応のあるt検定を用いた。DIC離脱率の生存曲線はKaplan‒Meier法を用い算出し、群間比較にはlog-rank検定を用いた。5日目のDIC離脱率/28日生存率に関する3日目のAT活性値のカットオフ値は、ROC曲線解析を用い算出した。 |
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