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血漿たん白の生理作用

6. フィブリノゲン 10) 28)

フィブリノゲンの構造
合成部位 肝臓
分子量 約340,000
半減期 3~4日

凝固因子を分離精製した製剤には、血友病の治療に用いられる血液凝固第VIII因子、第IX因子製剤の他に、フィブリノゲン製剤があります。

凝固カスケードの最終産物であるフィブリンの前駆物質であるフィブリノゲンは、その投与により止血が期待されます。

生理作用

血中のフィブリノゲンにトロンビンが作用してフィブリンを生成し、生成したフィブリンに活性化された第XIII因子が作用して、安定化したフィブリンを形成します。

■日本血液製剤機構製品

フィブリノゲン[ フィブリノゲンHT静注用「JB」 ]

詳細は電子化された添付文書を参照するとともに電子化された添付文書の改訂にご留意ください。

審J2312179
参考文献
  • 10)
    櫻川 信男他編:臨床血栓止血学、医歯薬出版、1994年
  • 28)
    河合 忠著:血漿蛋白 その基礎と臨床、医学書院、1977年

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